テーマ苦難のときだからこそ

2009.06.23

　皆さん、こんにちは。平成21年度全青協理事を務める尾関幸二です。

　農業をとりまく情勢に目を向ければ、昨年高騰した原油価格はある程度の落ち着きは見せるものの、生産資材価格は依然高い水準を維持しています。その一方で農産物価格の低迷は続き、農家所得の向上は図られていません。さらに加えて、WTO農業交渉が再開される見込みが高く、農畜産物の関税削減を迫られるのは必至であります。

　私たち「青年組織」は、栽培作目から年齢構成などが異なり考え方も様々です。しかし、このような苦難な時であるからこそ、問題の本質を見抜き、結束力を強め、一丸なって行動を起こすことが大切です。

　苦難を乗り越えることは簡単ではないでしょうが、微力ながらも全青協の理事として山本会長とともに、全国の盟友、全国の農業者のために頑張ってまいりますので、皆様のお力をお借りできればと思います。これから1年間、よろしくお願いいたします。